2013年3月30日土曜日

SOHOの立ち上げテクニック(立ち上げコストを下げるには)

自分自身は会社員ですが、いつでも会社を辞めても仕事に差し障りの内容にSOHO環境を整えているので、ちょっとした安くSOHOオフィスを立ち上げるテクニックを記載します。

オフィスに必要なもの

自分で個人事業主を営む、自分のオフィスを持つという場合には、什器、備品、複写機等々、揃えなければならないものが多くありますが、勤め人と同じような水準で考えると、意外にバカにならない金額がかかってしまうのも確かなことです。という訳で、どうすれば安くオフィス立ち上げを安価に立ち上げられるのかを記載しておきます。

  • 床回り
    まずは、作業をするためのデスク、オフィスチェアを調達しないことには話になりません。とはいえ、マンションの書斎をオフィスに仕上げることを前提に考えると、オフィスデスクやオフィスチェアで傷つけてしまわないように床回りをどうにかしないことには行けません。これはタイルカーペットを張り詰めて置くと、汚れ、キズ等の対策が取りやすいものになります。タイルカーペットというと接着剤で留めないとということを考えてしまいがちですが、東リのスマイフィールアタック350だと、裏面が吸着型になっているので敷きつめるだけでかなり形になります。端っこ部分は適当に無視するか、OLFAカッター等で切ってしまうと見栄えは良くなります。デスク部分のみであれば16枚程度あれば事足りますし、床全面に敷き詰めるのもありです。

  • オフィスデスク・チェア・引き出し
    オフィスデスク・チェア、引き出し収納についてはピンからキリまでありますが、安いものは使い勝手が悪いのでケチらないようにしたいところです。とは言え、良い物は高いので、中古品を狙うことをおすすめします。オフィスデスクはL字型のものが机の袖部分があって、トレイやドキュメントスキャナ等を置くことができるので、普通のパソコンデスクよりもオススメです。中古備品でも1万円台後半でオカムラのデスクが買えます。
    次にオフィスチェアですが、これも中古品で3万円程度のものを調達すると良いです。デスクよりも高いじゃないかと思われるでしょうが、実はオフィスチェア(特にメッシュ)は消耗品なので、安いものを買ってしまうと座る部分がへたっている可能性があります。また、中古備品で3万円も出せば、アーロンチェアが狙えるところですので、同等品程度を購入することと使い勝手の良い環境になります。
    什器では、最後の引き出しです。これは中古で安いもので問題有りません。引き出しは無くても良いのですが、2穴ファイルを入れる場所ということを考えるとあった方がオススメです。我が家では7,000円程度のものを買っています。

    中古家具の取り扱いであれば、関東圏であれば神座という神奈川中心の業者が開いている家具買うドットコムが値段的にオススメです。オフィスバスターズは少し値段が高いですが、外資系のオフィスのクローズの時の買取を積極的に行なっているところもあるので、値段との見合いになるかと思います。

    家具買うドットコム
    オフィスバスターズ


  • 複写機・プリンタ・複合機
    これも無いと仕事ができないものになります。正直、SOHOレベルでは複写機は必要無いので、次に書くドキュメントスキャナとプリンタの組み合わせがオススメです。プリンタ・複写機というと、思いつくところだと、EPSON、キャノン、ブラザー工業、HPという前2社はレーザープリンタとインクジェットプリンタを取り扱っている会社、後者は主にインクジェットプリンタメーカーが思い浮かぶと思います。
    しかし、実は性能・保証を考えると、一番お得なメーカーは沖データのカラーレーザープリンタでした。所謂オフィス文書を印刷する上では、カラーレーザープリンタでの印刷の方が、インクジェットプリンタよりも見栄えが良くなります。また、沖データのカラーレーザープリンタは一番お手軽なモデルからネットワーク機能、両面印刷、2 in 1設定等ができます。他のメーカーは両面印刷ユニットが必要だったり、そもそも両面印刷ができないことも多いため、よく見て比較して下さい。
    沖データの場合、カラーレーザープリンタだと19,000円台ですし、複合機にしても60,000円をしないので、これは好みと予算応じて選ぶと良いです。

  • ドキュメントスキャナ
    ドキュメントスキャナはSOHO必需品です。もらった資料・渡す資料の取り込みスピードがEPSON等のインクジェット複合機とは別次元なので、文書保存自体が非常に楽になります。また、資料だけでなく名刺管理もできます。ドキュメントスキャナは富士通のScanSnapとキャノンのimageFORMULAの二択です。性能的にはどっこいどっこいですが、ScanSnapの良いところとしてAcrobat Xの正規版がついてくるのはポイントが高いです。Acrobatは単体で買うと高いですが、手許に一つは欲しいところなので、製品同梱されているととても嬉しい一本になります。

  • 内線電話
    内線を引く必要はあるのかという所は非常に悩ましいところです。一番楽なのは家の中だけを前提にしてNTTのひかり電話を入れることです。この場合、マンション内では内線機能は使えますが、one numberにはならないので、非着信の時の転送をどうするかで、ひかり電話のボイスワープを使うか悩ましいところです。
    後は、050 plus for BIZであれば、内線電話、050 plusサーバーを介しての転送設定等もできるので一つの選択肢にはあがるかもしれません。スマホで使う場合は、専門ソフトを入れなければならないという点が非常に悩ましい所です。
    音質がイマイチですが最も値段が安い方法としては、Fusionの050 IP-Phone Smartと海外(ドイツ)の内線サーバサービスのPBXesというものを使うのもオススメです。これの場合は、一般的なIP電話の設定で使えるかつ、one numberで携帯にも電話が着信できるので何かと使い勝手がよくなります。こちら内線についてかなり奥深いのでは後日、別途トピックを作成します。

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