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2013年4月6日土曜日

Bluetoothオーディオ:オーテク ATH-CKS99BT VS DENON AH-W200

かなり前からデザインが気になっていたDENON AH-W200を購入したので、先日購入したAudio Technica ATH-CKS99BTと比較をしました。特にAH-W200は気になっていたものの、インターネット上でのATH-CK99BTとAH-W200の音質の比較が見つからなかったので、1記事として製品比較をしてみました。
AH-W200についてイヤーピースでの音の違いが大きかったため、赤字部分につき修正をしました。

性格の違う2つの製品

 



使用環境:

  • MacBook Air(MacOS X Mountain Lion) プレイヤー:VLCプレイヤー
  • Windows 7環境apt-x対応のBlootoothドングル(iBUFFALO BSHSBD04BK) プレイヤー:foobar 2000
両環境ともaptXコーデックを使用して、音源はflacファイル(ロスレス)でJazz(サックスメイン)、クラシック、POPSの曲から音域の広いもの女性ボーカル等を選んで比較しています。 なお、両製品ともイヤーチップは両方ともコンプライに変更しています。

  • SPEC/対応Profile
    両製品とも、Bluetooth3.0/apt-X対応(AH-W200はAAC対応が明記されているものの、ATH-CKS99BTには明記なし)。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSPと同等の対応プロファイルになっています。なお、ATH-CKS99BTはヘッドフォンアンプ機能付き。一方、Web上では、AH-W500がノイズキャンセリングが付いているためわかりにくい表記なのですが、AH-W200にはノイズキャンセリングはついていません。
    apt-X再生可否は、Mac OS XではBluetooth Audioコーデックの確認ができます(apt-XはデフォルトではOFFになっているため別途、設定が必要です。設定についてはPC Watchの西川和久の不定期コラムが詳しい)。Windows 7についてはBluetoothのドングルによりけりですが、接続時にCSRマークのポップアップが出ていたのでapt-X接続であることが確認出来ます。

  • デザイン・装着感
    デザインはWalkman Wに似ている感はありますが、AH-W200が圧倒的に良いです。ATH-CK99BTはスクエア型のクリップ方式なので少しダサいです。装着感はデザインに依拠してしまうので、AH-W200は若干つけにくい(メガネのつるの形状によっては鑑賞するかも)しれませんが、イヤフォン部分の可動域が比較的大きいため、見た目よりはつけにくくないです。一方、ATH-CK99BTは普通のイヤフォン型なのでこちらの方がつけやすいのは間違いないです。ただし、本体部分の重量が少しあるので、ポケットにクリップでつける等、少し耳への装着とは違う部分を気にする必要があります。

  • アンテナ感度
    これだけは使って見ないとわかりませんでしたが、AH-W200が圧倒的に悪いと言わざるを得ません。デザインもしくはサイズに起因するのかはわかりませんが、Bluetoothのアンテナ(プレイヤー側、イヤホン側ともに)距離を少し置いてしまうと、音が途切れることがあります。通常使用では、稀に気になる程度ではありますが、ATH-CKS99BTではそういったことが起きないことを考えると、もうちょっとどうにかならなかったのかと不満を感じます。また、AH-W200のアンテナ近くを手で触れると断続的に音が切れるので、残念ながらおそらく結果的に感度の悪い設計になっているのだと思います。

  • 音質
    人によっての好き嫌いがあるので、個人的な意見として見て下さい。
    AH-W200一言で言うと、バスブーストでもこもこした音です。バスブーストの設定があってデフォルトONになっているのではないかと思ったくらい低音が聞いています。昔使っていたDENONのアンプも同様の傾向でしたので、DENONらしい音というのかもしれません。重低音が聞いていて、中音域、高音域が隠れてしまっているので、バランスが悪く、こういった音作りが好きでない人には破綻した音に聞こえるかもしれません。クラブミュージックには向いているのかもしれません。
    標準添付でもコンプライのイヤーチップが付いていたので、何も考えずにコンプライに変更してしまっていましたが、明確にコンプライのイヤーチップとの相性は最悪かと思います。標準のシリコンイヤーチップでは特に低音部がブーストされることも無く、非常に素直を出していました。一方、コンプライのイヤーチップの場合は非常に低音部分が強調された音作りとなっています。
    ATH-CKS99BTダイナミック型ドライバーで、良い意味でオーテクらしい音です。低音はあまり強く出していませんが、中音域から高温にかけて解像度も高いメリハリのついたモニターサウンドになっています。個人的にはAH-W200よりも、ATH-CKS99BTの音の方が好きです。JAZZ、ボーカルが映える音です。また、女性ボーカルのサ行が刺さる感じもありません。音作りについてはアンプ機能で音が調節されているのかもしれませんが、アンプをOFFにする事ができないので確認はできていません。前回の記事に書いたように有線イヤホン(Triple fi. 10ProにはBA3ドライバの粒度感、音の太さ)にはかないませんが、普段使いは十分な水準だと思います。

  • 値段感
    Amazon価格で、AH-200Wが12,000円前後、ATH-CK99BTは10,000円前後でほぼ同水準にです。

  • 操作感
    どちらも直感的にマニュアルを読まずにわかりました。AH-200Wは再生停止ボタンとボリュームボタン、通話ボタンしかついていないので、次選曲が再生ボタン x2回、前選曲が再生ボタン x3回なので、慣れていない人にはわからないかも知れません。また、停止ボタンが作動しづらい時もあります。一方、AHT-CKS99BTは、Holdスイッチもついていますし、次選曲、前選曲も別ボタンなのでこちらのほうが確実です。ただし、再生/停止ボタンをクリップに挟む時に間違って押下してしまうことがあります。

  • バッテリーの持ち
    両製品とも連続で聞いていて、4~5時間程度とカタログスペック通りです。なお、AHT-CKS99BTの方が心持ちバッテリーの持ちが長いような印象があります。

参考ページ:

前回記事:
Bluetoothイヤホンをどう選ぶか - ATH-CKS99BT購入
http://nobitake.blogspot.jp/2013/03/bluetooth-ath-cks99bt.html

公式Webページ:

DENON AH-W200
http://www.denon.jp/jp/Product/Pages/Product-Detail.aspx?Catid=LifestyleHeadphones&SubId=GLOBECRUISER&ProductId=AH-W200#.UV-h06JTDzw

Audio Technica ATH-CKS99BT
http://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=2271

2013年3月30日土曜日

Bluetoothイヤホンをどう選ぶか - ATH-CKS99BT購入

iPhone/スマホで音楽を聞く機会も増えてきていて、数回有線イヤホンを取り出そうとしてスマホ毎落として冷や汗をかくことが多くなったため、個人的にもBluetoothイヤホンを購入しました。

Bluetoothイヤホンは何でも良いのか

カカクコム等を見ていただけばよく分かるのですが、Bluetoothイヤホン・オーディオデバイスをいざ買おうと思っても何が勘所なのかわかりません。
要は自分の持っているスマホとつながるのか、どうやって使えばいいのかといったところになりますが、今回Bluetoothイヤホンを購入して見たポイントをまとめておきます。

当初、値段からSONY MW1を買おうと思っていたのですが、色々な機種を聴き比べた結果、audio-technica ATH-CKS99BTを購入しました。 音の解像度はそれなりに良い感じです。低音がこもることは無く、音質の破綻は見られません。操作については少し、わかりづらいところがありますが、Bluetoothイヤホンを店頭でまた、バッテリーの持ちもよく普通に使っている分には数日は使えそうな感じです。
少し、ホワイトノイズ(サーノイズ、サーという音)が聞こえますが、音楽を聞いている分には思ったっよりも気になりません。音質的には市販1万円程度のイヤホンとは同レベルの音は出します。イヤホンチップは購入時に付いているものは遮音性に低い(ノイズキャンセリング)がついていないので、コンプライのイヤホンチップに変えた所、音もまろやかにかつ遮音性も大幅上昇しました。

昨年後半頃から発売開始したBluetoothヘッドセットはかなり性能が上がっていようです。とは言え、3-4万円レンジの有線とは音質は別物で異なり、UE Triple.fi10であっても雲泥の差ではあります。

カカクコムやAmazonでは分からない比較点をまとめておきました。結構、情報が出回っているようで出回ってないようです。

  • Bluetoothのバージョン
    さらっとBluetooth 2.1+EDRとか、3.0とか記載があってぱっと見た目では何が違いがあるのかがわかりません。要は通信速度や消費電力の違いになります。Bluetooth 4.0が最新規格になります。顕著に違いが出るのは、2.1と3.0以降でバッテリーの持ちが格段に異なります。

  • 対応プロファイル
    これもカタログ上では色々書いてありますが、要は、下記に対応していれば特に問題ありません。最近のどのBluetoothイヤホンでも付いている機能なので問題無いでしょう。
    • A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)...ステレオ音声を送信する。
    • AVRCP (Audio/Video Remote Control Profile)...リモコン機能を使ってプレイヤーを操作する。
    • HSP (Headset Profile)/HFP (Hands-Free Profile)...マイク通信ができる/電話の着信が受けられる。
  • SBC/apt-x/AAC対応
    カタログにしか書いておらず、よくよく調べないとわかりませんが、一番音質に絡んで重要な所になります。通常のBluetoothイヤホンではSBC(Sub Band Codex)にしか対応していないので、元の音源が高ビットレートのものであっても無線通信時に音声が劣化・遅延して、Bluetoothの音が悪いと思われる大きな要因となっています。
    昨年くらいから、apt-x/AAC対応と書かれたBluetoothイヤホンが出だしていますが、apt-xであればロスレスまで対応(製品によりますが)、AACについてもSBCとは別次元の音を出すようになり、遅延も少ないものになります。
    apt-x、AACはイヤホンだけでなく、スマホ本体も対応する必要が有るのですが、iPhoneはAAC対応ですし、Androidスマホもかなりapt-xに対応してきています。そういった意味でapt-x/AAC対応(apt-xのみの場合もありますが)のものを買わないと損をすることになります。

  • ノイズキャンセリング・オーディオ・アンプ
    ノイズキャンセリングは付いていて意味があるのかどうかはわかりません。遮音性という意味ではコンプライのイヤーチップに変えるだけでかなり外の音を遮断するのでイマイチ価値を感じません。オーディオ・アンプ機能が付いていると良い事と悪いことがあります。音の色合いが変わってしまったり、低音がもこもことした音になって音質として破綻してしまうことがあります。というわけで、ノイズキャンセリング、オーディオ・アンプ機能は付いていれば高機能と考えること無く、ヨドバシ等の店頭で実際に聴き比べて確認をすることが良いと思います。
  • 値段感
    5,000円~15,000円くらいと比較的幅があると思います。自分のイヤホンが使える場合、イヤホン自体が付いている場合等もあるので横比較し難いですが、15,000円を超えるBluetoothイヤホン(ヘッドホンは除きます)は見当たらなかったので、このレンジの中で調度良いものを探すことになると思います。
なお、Phile-Web、オーディオ専門誌AV REVIEWのVGP2013のBluetoothヘッドホンのランキングは下記のようになっています。
金賞 SONY MDR-1RBT
銀賞 AUDIO-TECHNICA ATH-CKS99BT
銅賞 DENON AH-W200
受賞 AUDIO-TECHNICA ATH-BT05
受賞 AUDIO-TECHNICA ATH-BT07
受賞 BOSE BOSE BLUETOOTH HEADSET SERIES 2
受賞 DENON AH-W150
受賞 HARMAN/KARDON harman/kardon BT
受賞 KLIPSCH Image One II bluetooth
受賞 SONY DRC-BTN40K